作業工程・・・ロウ付け(溶接)  融点

宝飾品で使われる貴金属とは、実は何がそれにあたるのか、知らない方も多いと思います★
金、銀、プラチナを含む
白金族(プラチナ、パラジウム、ロジウム、ルテニウム、イリジウム、オスミウム)


をいいます♪。
一般的に素材として知られるのは金・銀・プラチナかと思います。
その中に含まれる銅やニッケルは貴金属とはいいません。割金として使用されています。純金などでは柔らかすぎるので加工しやすいように混ぜている素材のことです。

Mh2>地金作業では高温の火を使いロウ付け(溶接)作業をよく行います。

本格的にプラチナ・金を取り扱う職人さんは酸素とガスを混合させるバーナーを使います。
原型だけ、、とか専門学校などはガスのみのタイプの比較的弱く、細さを調整できないタイプのバーナーを使うのがほとんどです。

うちはOEM(他社ブランド生産)や修理業のころから 酸素タイプのバーナーです♪

さて、この「火」ですが、貴金属をトロトロドロドロに溶かすほどの高温です(@@)
各地金の融点などは下記の通りなので、どれだけ酸素式のバーナーの火が熱いかが わかる?かと思います♪

密度(比重)
density
(g/cm3)
融点
melting point
(℃)
沸点
boiling point
(℃)

gold
19.32
1064
2800
プラチナ
platinum
21.45
1769
3827

silver
10.50
 962
2210

こちらの画像は、フルオーダー品のリング制作工程の、、
リング本体にユリのパーツ(両サイド)をロウ付けしている様子です。

数秒冷ました後、酸洗いのため溶液に「ジュッ!!」と入れます。
火傷は、、何回したか、思い出せません 笑
今はめったにないことですが♪★

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