「先憂後楽」とは  自分の性質はよく知っております(苦笑)自分自身と向き合う・会話する

先憂後楽とは何?

はい、少し久々にブログの更新にします。今日は自分の日記的なブログです(カテゴリー)☆

タイトルのように「先憂後楽」ということで自分自身と向き合う・会話する、というお話を

お酒や遊びをという行為を絡めて書いておりますが、

皆さんにも何か共感してもらえたらうれしいです。

この言葉の意味は

先憂後楽 意味は経営者にはとても大切!

憂い(うれい)とは「苦労する・心配する」

楽は文字通り 「楽しむ 遊ぶ」

ボクは23の頃から大手さんのジュエリーの外注という内容の事業を始めました。

師匠に3年ついて、技を聞いて見て実践して、盗みまくった。ジュエリーの原型師だったので

修理や仕上げは教わってないので、最初のうちは事業内容もしんどかったです。

月に600個以上仕上げたり、300個以上修理したり、

なので、その頃からですね、遊ぶ前に、、まず納期(これも非常に短い納期だったので)

の仕事を納めてからでないと遊べない。

常に新しい事(やったことのない事)が段ボールにどっさり送られてきますので、、、
毎日がある意味チャレンジでした。

でも 大手の国内外のジュエリー・アクセサリー系のブランドの仕事を一手に引き受けている

自分が、、職人としての成長がステイタスだったんです。

その頃から彼女ができても、まあね、、田舎でしたので毎日遊ぼうって子もいました。

「いやいや、それは無理だって」

ひとりで暮らしていたので、一緒に住もうて、、

「いやいや、それも無理。朝から夜の12時まで仕事してんのに、、おれん家いてもつまらんよ?」

って全員に断っていましたので 笑

なのでおいらは「同棲生活」ってしたことがないんです。

そうなるなら本気で結婚っていう感覚があったので。

でもその余裕(心も懐も)もなかったのです。

でも、30代の都内で一人暮らしの頃までは、やはり「遊び」もしたいときもあるのは当然ですよね。

そもそも26で最後の恋愛をする前は、知っている人は知っていますが、相当遊び人でしたので 笑

好きな事はなんでもやった。バイクもクラブやライブ、マリンスポーツもバンドも酒もナンパも ○○◎も、、
当時はも~週に遊ぶ日の方が多いんじゃないかってくらい。

でも事業始めてから徐々に変わっていったんです。

逆に言うと当時茨城で地元で遊んでいたやつらは そうした変化に対して「面白くない」感情はあったと思う。

付き合い悪くなったよな、、なんて酒の話題になっていたのは言うまでもない。

一緒に呑んでいても、話題がつまらなく聞こえてきてしまう、、、それが20代後半の時で、

当時の取引先の人らと アメリカやタイに仕事関連で行ったり 大阪や色々なところにに何度も足を運ぶようになる。

付き合う人がどんどん変わってきて、都内に出ることを決意した。

いやあ、あれだけ遊んでいた土浦とかの軍団は、一度も都内には来てくれなかったし、

電話すらしてこなかったですね 笑

東京に行けば最初は色々なところで様々なイベントや飲みに誘われて紹介されて、

ウキウキしたものです。

色々な出身の色々な性格なひとたち、業種・著名人も勿論一緒に朝まで呑んで、、、

その時も、、、酒の失敗は多いにしました。

でもそれも1年ちょいくらいで飽きてきたんですよ。ほんと自分は飽きっぽい。

その頃から大手さんの景気も急下降してきて、このままだと修理とか出せなくなるかも、、

って営業の人に裏情報聞いていたので、遊んでいる場合じゃなくて、

生産販売にシフトチェンジするための準備作業に深夜まで、、なんだか、

都内にいたころの方が孤独を感じたものです。

「孤独は森にはなく むしろ街にある」

って言葉はよく言ったものです。

高校の頃からその頃までは、酒でやらかしたこと(大なり小なり)は数知れず、、笑

でも自分から絡んだり、暴力ってのはないので、警察にお世話にはならないでしたよ。

まあ。。これは自慢できることじゃないんですが、実際、、おれはこういうタイプなんだな、、てのは

当然理解してました。これはきっと今でもそう。

幼稚園のころはガキ大将で小学生でもテレビゲームより外で遊ぶのは好きだった。

三つ子の魂百まで、、なんてのはよく言ったものですね、、、

そして何の因果か ダメな両親の監査役・面倒をみるのに、たまたままた茨城に家を買った。

これもしんどかったですね。

でも必死でしたので、なんとかそういう人間たちを、こう、、理解しようって。

本も読みそれを実践して、段々とそういう人たちの気持ちも理解するようになります。

精神病や重度のアル中、だらしない人間に対して どう接しているのがベストなのか。

いや、自分も心が荒れないで 大切な仕事とも向き合い 時間を確保して

心身が崩れずにバランス取れるのか。

ボクは極端な人間なのはよくわかっていますので。

うやむやにできない。これをやっつけていけば、解決していけば、

きっと扉は開く、というか選択肢も増えていくだろうって。

そして自分に対しての忍耐というか修行というか、、、。

それは他社のあの仕事をしていたので、少し自信が、、あったのか。

結局は父が亡くなって、そのあとにいきなり心が壊れてしまった。

極端な人間は、そうなると行動や思考も極端に変化する。

元々の地の性格もあり、人に危害を及ぼすタイプではなく、、

何かにおびえて逃げる、、、自殺未遂とか、、

何度も警察にも消防にも病院にもお世話になりました。

でも、あ、、自分は病気なんだな、、って気が付いてからの回復も早かった。

 

話は「先憂後楽」に戻して、、

こうした自分の経緯から、今40代になり、ジョジョに本当の意味で

自分の仕事や生活、、自分と向き合えるようになった。

まあ、まずは時間にもゆとりができたのか、、時間の使い方を覚えてきたのか。

仕事は面白いなって感じられるまでになりました。

色々な失敗はしたほうがいい

ボクはなので、今は全く外に出て呑みに行くことはなくなりましたが、

家では大体、中7日に一回(これは連チャンで呑んでしまうときも多々あります)のペースで

お酒を楽しむ、、家で一人で。

残念なことに今住んでいる地域には 飲み友達 はいませんので。

なにより呑んでもいいことないですしね 笑

ま、今はこれがいいのかな、、とは前から考えてました。いや、そう思う方が

気も楽だし、前向きでもある。

ストイックじゃないと、、やはりいい物、いい考え、

いいサービスは、、なんでしょう、生まれないかなって。なんだろう、甘えられない。

これも先の話ではないんですが、性格や育った環境で身に沁みついてしまっている、、、。

甘えたことがない、、、他人に、、親にも彼女にも友人にも。

これってのは、いいのか悪いのか、よく、、当時の彼女には

「裕也は、もっと人に(おそらくわたしに)甘えてくれればいいのに」

とか切ない事言われましたが、甘え方しんね~のさ、、って笑いながら返しました。

 

でも、、気軽に考えて始めた方がいいような種類の事もたくさんあるんですけどね。

若いころの遊び人だったころの心の軽さも 今になると欲しいきもする。

 

いかんせ、、今のご時世もあって、ジュエリーを制作して販売するには、それなりの「気合」

が必要です。あと「覚悟」「情熱」「誠心誠意」「正直さ透明さ」

今は自分の行動もSNSで皆に知られる時代です。おのずと書かずとも 伝わるんですよね。

更新がないとかでもそうですし、返信の仕方とか 出てしまいますよね。

 

言い訳ではないですが、なのでかなあ、、そういう仕事など全て 一旦落ち着いたとき、、

そのタイミングで呑むので、仕事のことは一切考えないというか、言いながらも

気にしてますし、いい案が浮かべばノートに書いてしまう、そういう癖は治りませんが、

気分よくだらけます 笑

まあ、そうですね、、ある映画のワンシーンで(海外の映画)

{お酒は男を弱くする}って、奥さんが旦那さんに言う場面があって、

わかるかもなあ、、、と思います。

口調が荒くなったり、まあ、世間では飲酒運転したり、喧嘩になって捕まったり、

物損とか外で寝ちゃう。これは一見怖いように思えますが、実は「弱くなっている」

状態なんじゃないかなとも 思います。

酒呑んだ時はその人の本当の姿、、とかたまに言う人いますがね、違うと思います。

普段もその時も自分なんですが、弱い自分が全面に出てしまう。

なので酒は飲んでも呑まれるな、、、これも耳が痛いな、、と反省したことも

多々ありますね。笑

でもこうも思う。普段周りに、他人に合わせて「演じれる人間」は自分は怖いです。

仕事では勿論、ビジネスライク的に演じる部分もあるとは思いますが・・

普段からずっとその性格を、本当の心の闇の部分を隠して 例えば恋愛や結婚生活、友達付き合いしていて、

数年後に{事件事故}を起こす。サイコパス的な人格者は 実に一番本当に怖い。

表面は取り繕って例えばスーツをビッと着て笑顔をふるまい、

いい話ばかりする人間は一見「いい人」に見えますが、でも

「この人やばそうだなって、、」

そう感じることが直感で解る、、、までになるには、やはり様々な経験値と人と接して、そういう

失敗などしてきて養われるものだと思います。

なので色々とあって、俺の場合は薄いお付き合いで仲良くなってみんなで呑んだり ってのはしませんね。

だって、そういう意味で合わせることができないので、群れには入れないですよ。

取引先の有名な社長とか手を組んだ年上の経営者さんとかにも 本音で言っちゃうタイプなので 笑

「よくわかるのですが、それは違いますよきっと ・・そのうちに、それはまずいですね!おそらくこれの方がいいのでは?、、

ってニュアンスで最初はね 笑

これは酔ってても酔ってなくても、、言いますね。それは自分の土俵での話なので自身もあるし、始める前から違うところに橋を架けたくないから

言うんですが、相手は器量によっては違う方向から攻めてきて怒る。話がだいぶずれてません?となりますね。

だからおいらのような性格、性質のタイプは賛否両論が激しいと思います。

しっかり向き合って付き合えば長い付き合いになるし、相手がこの人合わない、、

ついていけない、手に負えない と感じる人もいるでしょうね 苦笑

 

仕事も何でも反省して落ちるタイプではあるので。

ですので、毎日のように呑んだくれて、誘われれば断らずに呑みに行く、なんてのはなくなったので、改善はしていってるな、、

とそれはいい意味で自分を褒めたいですけどね 笑

お酒を楽しむには・・

「時間に追いつかれる」って表現をボクはよく使うのは、、

自営業なんて自転車操業っていいますが、止まれないので、実際止まらない、、のですよ。

注文や質問や改善や構築・創作やなにや、次々に来るので、2~3日メールボックス見ないと あ~まずいなって

「焦る・なさけなくなる」 まあ、焦燥感 落ち込む んですね。笑

自分で好きで休み取ったのに、、最後は落ち込むんですわ 笑

無論性格的なものもありますし、そういう失敗を全く気にしない って人もたくさん見てきた。

ある意味 うらやましい 性格だなって 笑

一度 そういう精神的な病になると、やはり感情の起伏も激しくなるのか、、

ボクは、もともと寝付きがよくないし、睡眠も浅いタイプですので、

夢を見ないって日は一日もないですが、深酒すると当然コロっと寝てしまいます。

普段は睡眠導入剤を飲んで眠くなればやっと朝方に寝る、、安定剤も1錠 長い付き合い

のがあります。

 

だいぶ横に逸れましたが、こういう面もあって、やはり先に憂い苦悩・苦労して悩む ことを済ませないと

遊ぶことはできなくなってしまったのもありますね。

今こうして、茨城に戻っても、昔の若いころの友人にはか帰ってきたことは伝えませんし、

何度も携帯電話紛失したので連絡先は解りませんしね。これはこれで気にならない。

もう少し、、時間がたつと、自分の思っているような事業の成果が出始めて(一生闘いではありますが)

心と物質のゆとりができて、選択肢が拡がるのかな、、っと思いながら生活はしておりますが、

もう少し 普段から 何だろう、少しは心を許して遊べる、、あのころのような友達も

あったらな、、なんてのは思いますね。ここも正直に言えますね。強がっても意味ない。

極端だからまずいのかも、、もう少しそういう意味でうまく甘えられる人間になっても

面白いかもなってのは思いますね。

個・孤独を愛しながら(これも大事です)精進し、自分に真摯に磨き向き合い成長することを忘れずに、でも

いい意味でゆとりも大切に生活できたら素敵かもなって思います。

 

最期に 別格すぎる経営の神様・松下幸之助さんの言葉を載せて終りにしたいと思います。

およそ経営者たるものは、人とともに憂い、人とともに楽しむということではあかんな。

人よりも先に憂い、人よりも後に楽しむということでないとな。

それは人が遊んでいても、自分は常に働いているとか、遊んでいるようでも頭はつねに働いているとか、

ものを見てもホッと仕事のことを考える、思いつくとかね。

“あの人は、心を許して遊んでいる”と、よう言うけどな。仮にまったく心を許して遊ぶような人がいるならば、

そういう人は経営者にはなれんわ。経営者は、心を許して遊んだらいかん。きみ、よう覚えておけや。」

 

GRIM Works ジュエリー 代表・職人デザイナー:中村裕也でした

 

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