ハンドメイドジュエリーの良さって何?何が違うの?

ハンドメイドジュエリーの良さって何?何が違うの?
という題名ですが、僕はこれまでに何度も人の手による物つくり=ハンドメイド・手作りの良さを
語ってきました。

正直申しますと、デザイナーであり職人さんであり売り手の人

って、
あまりいません。

ほとんどが分業なんです。それはどの業界でも同じではないでしょうか。
なので、そういった視点からも含めてを、経験上お話できるわけです♪

ある一定の「一流」という品物を作るには、この分業制なしでは到底大変だ、という
組織的意見(企業的)が大多数だと思うのです。

今回はこの

「一貫性が生み出すことの良さ。。。」

に関しては触れずに、
そこはうちのショッピングサイト(ページ一番したにリンクあります~~)の「このショップについて」でわかりやすく短めに語っているので
よしておきます(・3・)

近年・平成の時代から特に、原型という量産体制のために最初に作るマスターピース(画像のワックスや地金=銀から制作)を
デザインから製造まで3Dキャド(パソコン)からレーザーであっという間にその通りに制作する
技法が流行り出しました。

ココが最大のポイントですが、まったくもって癖や個性・時代のにおい、、的なものが感じられない、、。
文字にしても、造りにしても、コンピューターで制作するので、大手企業の看板や車のエンブレムのような、、
機械的なぬくもりしかない、、
そんなイメージです。

装飾品の歴史は人の歴史とほぼ同時期、、、
古来から人は自然界にあるもので、首飾りや指輪などを作って、自分を飾りました。

時代が変わりますので、その製法や作り手の技術、素材の多様性の進化で、
いつしか皆、永遠のモノ、、貴金属や宝石に注目します。

当時は王族や貴族しか持てなかった「宝飾品=ジュエリー」は
やがて文明の発達により、一般人がファッションとして楽しめるようになりました。

昔のティファニーなども手作りの温かみとブランド固有の特徴・癖があり、職人の高い技術を駆使した、
とても素敵なブランドでした。
アンティークジュエリーと呼ばれるそのころのジュエリーはとても味がある、、、。

今自分の手掛けるジュエリーもアンティークと言われる時代(未来)が来た時には、
そう言ってほしいんです。

GRIMの、、デザイナーの個性が出ているね、、出ていたね、、と★

機械でしか作れない、、というものより、人間でしか作れないもの、、
のほうが着け手もきっとうれしいはずだ、、と。

同じお金を払うのであれば、一から十まで機械任せなジュエリーよりは。。と。

昔(1948~)のポルシェのあの曲線が、当時のクラフトマンシップの血と汗と涙の結晶であるように、、
職人芸で生み出されるオリジナル性・機能性・デザイン性を大切にしたい。
じゃないと、職人は何のために長い年月かけて、他よりもより上を目指して努力して、
より優れた感性を、研ぎ澄まされた直感力を生み出してきたのか、わからなくなってしまいます。

残念ですが、今この時代、日本という繊細な仕事が古来より得意としてきた日本人としての
誇り高き職人が少なくなっています。激減です(@@)
もう引退した、せざる得ない、古き良き職人を何人も見てきました。

僕はそういう人たちに教えを乞い、自分の業にして、そして進化させてきました。
今でも勉強ですし、一生追求します。

だからこそ、

一番大切な工程を財力・資本力で1段・2段抜かしして、
手っ取り早く、きれいに見せる方法で大量生産しているものを、
いかにも手作り・ブランドオリジナルだ!として売りに出している
たくさんのブランド・メーカー・会社はすべて同じに見えてしまう、、

これは一目見てすぐにわかります。

平な面に「GRIM」と彫ってあっても
それこそ先にあげたようにメーカーの看板のような精密(寸分違わぬもの)に魅力を感じるのか、
職人が必死に手で彫った温かみと信念があるものか、、

どちらを取るのかなんですが(これはもちろん自由です)

群衆に安心する大手ブランド品が好きなタイプと、、
そういう個性や本当の良さ、事情を知ってくれて買ってくれる人と、、

その差なんだと思うんです。

プライドやステイタスで装飾品を選んで買うのか、
自分の個性をより引き出してくれるものであれば、有名無名・地域は問わない、、という生き方をしている人か、、

*ま、ここは若干自分側によい表現にしちゃっていますが(・3・)笑
。。。そんな感じなのかなと。

そして大半の人がこの事実を知らない。
僕だって、ほかの装飾品や食品の制作工程など知る由もない。
なので、僕はこのジュエリー・宝飾品(日本語造語でいうシルバーアクセサリー)に関しては、
専門性を特権ではないですが、これしか語れませんので、思う存分語っているんです 笑

10~20年前に大手さんの国内外のファッションジュエリーの原型の制作も受けていたころ、
そのころのブランドは現在では廃業しているか、ほとんどが機械による物つくりに変わってしまっていて、
結構残念でした。
それもあり、粋で上手で頑固で情熱ある職人がいなくなってしまった。古くから日本にある
「錺(カザリ)師」と言われた職人が。。いなくなってしまっている、、

という事実があるんです。

常に精進して情熱を持って、トータルのバランスの取れた、
柔軟でいて粋な錺師・デザイナーになる、、
お金を頂いて喜んで頂いている以上は、プロ、、そしてプロの中のプロでありたい、、

あそこで、あの人から買ってよかったな、、と満足していただくために

精進していきます♪

今日も長い文章最後まで読んで頂きありがとうございました!
GRIM Worksとナカムラユウヤを
今後ともよろしくお願い致します(>V<)v

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